Home >> 南アフリカ特集(来年はW杯の南アフリカを探求する! 第三回:フードとワインについて)

来年はW杯の南アフリカを探求する!

* 前の記事 |  次の記事 * |  記事最新 *   記事更新日 2009.09.28

ワインと料理

次に料理の話をしますと、「南アフリカの料理ってどんなものがあるのですか?」とよく聞かれます。


南アフリカのワインと料理 料理の話の前に、実は南アフリカは、「移民の国」とも言えます。現在の南アフリカには、かつてコイ人やサン人という褐色の肌をした先住民(かつてはブッシュマンと呼ばれたが、現在は差別的な表現として、あまり使用しない)が住んでいました。
その後4世紀頃、コイ人やサン人より濃い肌の今のアフリカ人がアフリカ大陸の中・南部より移って来ました。
そして、17世紀にヨーロッパ人が、18世紀にはそのヨーロッパ人が労働奴隷として、インドネシア、マレーシア、インド、スリランカなどからアジア系の人々を連れて来ました。その後は中国人もやって来ました。従って、「南アフリカには、それぞれの人種の料理があるのです。」ということで、南アフリカには、アフリカ料理、ヨーロッパ料理、アジア料理にインド・中国料理など、何でもあります。
だから食べるものに困りません。もちろん、いくつか人種を超えて、「南アフリカの国民的料理」のようなものもあります。最近は日本食ブームで、南アフリカにも随分回転寿司も増えました。「南アフリカで回転寿司?」って、想像がつかないかもしれませんが、本当にあちこちで見かけるようになりました。そして現地の人も、お寿司と美味しい南アフリカワインを一緒に楽しんでいます。

南アフリカのバーベキュー、ブライ 南アフリカの人達が皆大好きで、国民的な料理と言えば「ブライ/Braai」(バーベキュー)を一番に思いつきます。南アフリカの人達は、一生の間に何回このブライをするのでしょうか?と思うくらいよくします。
週末なら分かるのですが、平日でも毎日でもしている所もあります。どこの家でも庭先でお父さんが火をおこし、薪をくべ、肉を焼いていきます。男の子はお父さんを手伝いながら、それらを学んでいきます。ここに父と息子のコミュニケーションが生まれます。南アフリカでは、火をおこし、肉を焼くのは男の役目、お母さんはサラダやパンを用意したり、と役目が決まっています。5時になると仕事が終わり、夕方6時くらいから10時くらいまで、火を囲みながら肉を焼いたり食べたり、そして片手にはビールやワインを持って楽しんでいます。
そのような光景が毎日のようにある家庭もあります。もちろん、週末にお客さんが来てもブライです。各家庭には、それぞれの肉の焼き加減や味付けがあります。南アフリカの人達は皆、そんなふうにして育ちます。もし、皆さんが南アフリカの人の家庭に呼ばれることがありましたら、きっとブライで迎えてくれることでしょう。

南アフリカのワインと料理 もし南アフリカの西ケープ州で外食をするなら、「一番のお勧めは、ワイナリーに併設されているレストランで食事をする」ことでしょう。
西ケープ州は優れたワイン産地として有名です。全てのワイナリーにレストランが併設されている訳ではないですが、ワイナリー内のレストランは、そのワイナリーで生産されているワインに一番良く合うと思う料理を提供してくれます。
分からなくてもお店のスタッフに任せれば、食べたい料理に最適なワインを、反対に飲みたいワインに最適なお料理を用意してくれます。


南アフリカでは、一般的にレストランのお料理は洗練されています。グルメな日本人が行ってもきっと満足できます (ボリュームは日本の2倍くらいあって、料金は半額くらいですが)。
そして美味しいワインは山のようにあります。美味しいワインと料理があれば皆幸せになります。天気が良い日は是非レストランのカフェテラスなど、外で食事をすると日本では味わえない幸福感を得ることが出来るでしょう。

ココアヒル・ボトル ワイン産地である西ケープ州のレストランに行くと、例えば、ステレンボシュという街のレストランのワインは、皆ステレンボシュ産のワインであったり、隣のパールという街のレストランに行けば、ワインリストは地元のパール産のワインばかりで埋められていたり、レストランも皆地元のワインを使用しています。
日本だったら、レストランの地域に関係なく、「有名なワイン」を使用するお店も多いと思いますが、そこが大きく違う点です。皆さん、地元のワインに自信と誇りを持っているからです。西ケープ州は、ワイン産地だけでなく、近郊の漁港から採れる魚介類やお肉も豊富で、一番のグルメ・シティではないかと思います。
是非、青空や星空の下で美味しい南アフリカワインと料理を楽しんでみてください。






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