トラベル・エッセー

旅先で何もかもがうまくいったら、それは・・・

村上春樹作品とわたしの旅

「ラオスにいったい何があるというんですか?」これは私にとってはじめての「春樹作品」でした。読みながら「そう、そうなのよ、そう、そう、その通り」とうなずいたのが、「旅先で何もかもがうまくいったら、それは旅行じゃない」というフレーズ。私にとっての海外旅行もまさに、うまくいかないことのほうが鮮明な思い出、という感じです。

スプレンダーエクスクルーシブではいま、バンコクのオシャレなホテルが巻頭賑わしてますが、そういえば・・・

ブータンからバンコク行きの便に乗ったものの、インドのカルカッタで同機が故障。80年代当時ブータンのドリュックエアーは各地に整備員を置くことができなかったのか、ブータンから一緒に乗ってきた整備士がおりまして、彼が必死で機体の調子をみている様子が遠目に見えました。
修理した故障機に乗る不安はあるけれど、修理した「彼」が同乗している、という説得力のあるようなないような安心材料とともにバンコクへ。

さて8時間遅れで到着したバンコク。
カルカッタで「いつ着くかはわからないが必ず行きます!」と苦労して電話にたどり着いて一報しておきましたが、いかんせんこちらはいつ来るかわからない客です。にもかかわらず、予約をいれたホテルの出迎えはちゃんと待っていてくれました。いろいろあったことより「8時間遅れでも空港に出迎えが来ていた」ことの喜びが強く記憶に残るのが「旅」なんですね。きっと。

バンコクの素敵なホテルを巻頭特集しています、こちらもチェックしてくださいね

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プロフィール

ペンネームはデイジー、長年大手ホテル予約会社に勤務し、この夏に退職。ホテルとの契約で世界を回り、海外ホテルを知り尽くす。現在第二の人生劇場を模索しながらスプレンダーエクスクルーシブのアドバイザーを務めてます。

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