トラベル・エッセー

はじめてのバンコク1975

それは、親切な人たちの人情の町でした。

1975年ー
泊まったホテルのフロントスタッフの女性に美容院に行きたいとたずねたところ「姉が美容院にいるので紹介する」と言ってくれたのでお願いすることにしました。
そこへ行く交通手段がないと伝えると「父がタクシーの運転手だから」ということでそれもお願いすることにしました。
お父さんのタクシーでお姉さんの美容院に到着しても、お父さん「娘の友人だから」とお金を受け取ってくれません。
シャンプーは水だったけど(それはま、いいか)お姉さんも「妹の友人だから」と御代を受け取ってくれません。
帰路も待っていてくれたお父さんのタクシーに乗って、またしてもお代の受け取りはなしで、それどころか夕食のお誘い!お言葉に甘えて夕食までご馳走になってしまいました。

2016年の今日では、随所に「ここで私は騙されました」というオチのありそうな話ですが、ほんとこれだけ。親切だけ。
忘れることのできない温かいファミリー。人情の街バンコク。

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プロフィール

ペンネームはデイジー、長年大手ホテル予約会社に勤務し、この夏に退職。ホテルとの契約で世界を回り、海外ホテルを知り尽くす。現在第二の人生劇場を模索しながらスプレンダーエクスクルーシブのアドバイザーを務めてます。

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